占冠の情報を発信

「占冠村ならでは」の紅葉の楽しみ方

占冠村の森が一番輝く季節の一つ、紅葉の秋。

この時期、村内各地の森は何処も綺麗に色づいていますが、
今日は「一番贅沢な」とも言える紅葉の満喫方法を紹介します。

上トマムにその源流があり、村内をほぼ南北に分ける形で横断している川、
鵡川(むかわ)を下りながら見る方法です。

紅葉の時期には、車にカヌーを乗せて村外から沢山の方達が川下りにやって来ます。

カヌーを持っていない方も、川下りツアーに参加することが出来ます。

鵡川の源流から太平洋に流れ出る河口域までの135kmを5泊6日で旅をするなんていう、
とてもロマンのあるツアーもあります。

このツアーは毎年、紅葉の一番綺麗な時期に一回だけ開催されるとても貴重な旅です。

村の南西部にある青赤岩青巌峡のあたりにはなかなかの急流部分もありますが、
そこを過ぎれば、後は比較的穏やかな流れになってきます。

川の流れに身を任せながら紅葉の景色を楽しむのは、何とも贅沢なものです。

また、車で移動すると直ぐの距離も、川を下ると長く感じます。
川は蛇行しているからです。

そんな当たり前の様で、普段は実感することの無い発見が、
川を下っていると沢山あります。

紅葉の時期は、鮭が出産の為に遡上してくる時期でもあります。
結構な勢いのある川を力強く遡上する姿を目の当たりにすると、
自然の神秘すら感じてしまいます。

そして川はやがて占冠村の隣町、むかわ町に入り、太平洋に注ぎ込まれて行きます。

川幅は海に近づくにつれて広くなり、ゆったりと流れて、山並みも険しく川に迫った山から、
川から遠く離れた向こうに、なだらかな稜線が見える様になります。

そして色んな種類の渡り鳥や、時には天然記念物のオジロワシの姿も見えます。

川を下ってみると、占冠村の94%を占める豊かな森が、その栄養を川にたっぷり注ぎ込むことで、
下流にある生き物が活き活きと輝いてる姿を体感することが出来ます。

その生き物にはもちろん、私達人間も含まれています。
森の果たす役割は本当に深遠であることが実感出来る川下り。

皆さま、チャンスがあれば是非、鵡川を下ってみませんか?

(トップ写真提供:スポートピアふらの)

2017.10.24