占冠の情報を発信

「雲海」は占冠村の夏、秋の風物詩の一つ

占冠村の夏から秋にかけての風物詩の一つと言えるのが、雲海です。

占冠村は四方を山に囲まれた盆地の様な地形なので、雲海が出やすいんですね。

雲海って、どうやって発生するんでしょうか?

先ず、冷えた空気が地面近くに溜まっていることが必要条件になります。

それはどんな時に起こるんでしょうか?

「放射冷却」によってなんですね。

これはなんとなく、馴染みのある言葉ですね。

良く晴れた夜には、空気が凛としてる、あの感じが放射冷却。

つまり、「前日の夜が良く晴れている」というのが、先ず大事なんですね。

そうすると、冷えた空気が段々と地表面近くに溜まっていきます。

溜まった空気が流されないことも大事なので、風も少ないことが大事です。

で、空気は湿っている必要があります。

冷えて湿った空気が、風の無い夜に、すり鉢の底の様な盆地に溜まっていき、
その空気の水分が飽和状態になった時に発生する霧が、雲海になる。

ということなんですね。

分かりやすかったでしょうか?

うーん。

百聞は一見に如かず。

実際に雲海を見ると、その仕組みを体感出来るはずです。

夏から秋にかけて、前日の夜が星空満点で、風が無い。

そんな翌朝も、晴れていたらチャンスです!

山の天辺に行くと、雲海を見下ろすことが出来ます。

山の合間をゆっくりと雲海がうねっている様は、なかなか幻想的です。

雲海は占冠村のほぼ全域で見ることが出来ます。

その中でも最近話題を呼んでいるのがトマムの山頂から見る雲海。

占冠村の東側にあるトマム地区では、通常の雲海に加えて、
太平洋で発生した雲海が日高山脈を超えて占冠村にやってくる
「太平洋産雲海」が見れるチャンスもあります。

この雲海は占冠村、トマム地区のユニークな地形ならではの自然現象なので、
世界オンリーワンの雲海。と言えるかも知れません。

そんなユニークな雲海に出逢うには、気象地図を眺めながら、
雲海発生のメカニズムを理解する必要がある訳ですが、
それは言い換えれば「地球の天候のメカニズム」を知ることにもなるので、
なかなかいいことですよね。

占冠村の各種雲海、是非ご堪能あれ。

2017.08.29